★ 講習会 お勉強会の報告 (過去ログ) ★
『科学的根拠に基づいた乳がん治療 ーー後悔しない治療法を選ぶために』 「乳房再建」 南雲吉則医師が講演(「キャンサー・ネット・ジャパン」を設立) 質疑応答・・・南雲吉則医師 近藤 誠医師 主催 : イデアフォー |
★ 講演会の内容 ★ EBM・・・Evidence-Based Medicine 「科学的根拠に基づく医療」 治療法の判断基準をわかりやすくランク付けし、ガイドラインを作った。 医師も患者もこれに沿って治療方針を決定しやすくなる。有益な情報を得る! 非浸潤性乳管癌(DCIS)・・・しこりを作らず 乳管内を広がる。 診断方法や切除範囲の選択の仕方、リンパの郭清は必要ないという根拠、必要な補助療法など。 基本的にはリンパ転移しない、遠隔転移しない・・・だからこそ外科的治療が広範囲である。 セカンドオピニオンやドクターショッピング・・・違う目で診てもらうのも必要。 カルテの開示・・・カルテだけのことではなく、レントゲンから検査結果すべてのこと。 「乳房再建」 美容の温存、感覚の温存、機能の温存をできる限りする。 昔は縦の傷が残ったがアンダーバストや乳首から切除し、傷を小さくわかりにくくすることも可能。 再発のさまたげにはならない・・・再建は筋肉の下。再発は筋肉と皮膚の間にできるから。 生存率も変わらない。 ただし、2期再建は術後6ヶ月してからがいいでしょう。(1期再建・・・同時再建のこと) インプラントの場合 約42万 入替 約40万 今は 「いつでも、誰でも どんな乳がんでも!」 |
★ 参加して感じたこと ★ 南雲さんは(ご自分で先生!と呼ばれたくないとおっしゃってたので)46歳には見えない・・・とても若々しいドクター。 お話もとてもお上手で スライドは写真を交えてのもので なかなかわかりやすかった。 再建のお写真では「お〜〜」っと会場がどよめくほど、きれいに再建されているものがありました。 質疑応答では南雲さんだけではなく 近藤 誠先生が加わりました。 近藤 誠先生の本などは読んだことがあり どんな方かとても興味がありました。 ここでお会いできるとは思っていませんでした。 残念なことに 会場からの質問は ほんの2件。あとは前もってあずかっていた質問でした。 足を運んだ人たちの質問の時間がなかったのは ちょっと不満でした。(ごめんなさい・・・でも素直な感想) |
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ヘルパー・セラピー・・・人を助けようとすることで 自分も癒され 助けられている。 |
ひとつだけ後悔したのは・・・主人と一緒に来られなかったこと・・・でした。 |